5. QB50国際協力プロジェクト実施に成功
2017年6月23日、QB50プロジェクトの第2弾となる衛星8基のインド「極軌道打ち上げロケット-XL」による太陽同期軌道への投入が成功し、QB50の科学衛星の配置が正式に完成した。同プロジェクトは、これまでで最大規模の地球の大気の下部熱圏のマルチスポットその場観測プロジェクトとなる。欧州連合(EU)が中心となって2011年に発起。世界の15機構が協力して実施し、23カ国の40余りの大学や研究機構、企業が衛星開発事業に参加し、国際宇宙協力の新たなモデルとなっている。