ロシア軍最新のSu-57ステルス戦闘機2機がシリアのフメイミム空軍基地に入り、ロシア製第5世代戦闘機の初の実戦配備を終えた。また多くの第5世代戦闘機が集まるシリアは、ステルス戦闘機の「格闘場」になった。ロシアメディアが伝えた。
ロシアは軍事大国として、シリアの上空で米国に対抗するため、Su-57を必要としているのだろうか。
ロシア軍はシリアに先進的な武器を移している。ロシア軍最新のSu-57ステルス戦闘機2機も、カスピ海、イラン、イラクを経由し、シリアのフメイミム空軍基地に入った。
ロシア軍は今回さらに、4機のSu-35、4機のSu-25、1機のA-50U早期警戒機による護衛編隊をつくり、Su-57を迎えた。ロシア国内のメディアは、Su-57を「F-22キラー」と呼んでいる。
シリアの戦場の上空には、米軍のF-22に続き新たなステルス戦闘機が現れた。
テロ組織のシリアにおける活動は一時的に抑えられているが、アサド政権とそれを支持するロシア、米国主導国際連合軍とそれが支持するシリア反体制派、さらにはイラン、ヒズボラ、クルド人武装勢力、トルコ、イスラエルといった勢力の駆け引きにより、シリア情勢がさらに複雑化する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月1日