政治>
japanese.china.org.cn |13. 06. 2018

Y-20、初の重量装備品空中投下に成功? その大きな意義

タグ: 輸送機 戦略 空挺降下 


 専門家によると、Y-20による重量装備品空中投下試験の完了は、空挺兵作戦能力の向上に大きな意義を持つ。世界の空中降下作戦を見ると、空挺兵はその誕生から現在まで数々の実績を残し、すばやく敵を制するための切り札となってきた。だが空中降下の技術と輸送プラットフォームの制限を受け、一般の地上部隊と比べると、空挺兵は往々にして火力が不足し、標準的な歩兵部隊よりも弱いこともあった。このため重量装備品の空中投下は、空挺兵の作戦能力を高めるカギの一つと言える。重量装備品の空中投下とは、1トン以上の重量級の武器装備を空中投下することを指し、現代の空挺兵の遠距離機動能力と火力突撃能力の重要な支えとなる。これまでのIl-76とY-8の両輸送機による重量装備品の空中投下の状況から見ると、今回任務を遂行したY-20は、8トンを超える03式空挺戦車を空中投下する能力を持つ。Y-20の優位性は、複数の空挺戦車の搭載や重量のより大きな装備品の空中投下が可能なことにある。Y-20の大型貨物室や積載重量の大きさという優位性を十分に発揮するには、さらなる試験と訓練が必要となる。


<   1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12   13   14   15   16   17   18   19   20   21   22   23   24   25   26   27   28   29   30   31   32   33   >