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japanese.china.org.cn |20. 10. 2018

潜水艦の若き艦長、乗組員の戦闘生活を語る

タグ: 潜水艦 台風 乗組員 


 機能最多の「ベッド」




 唐氏は潜水艦による遠洋航行任務中、強い台風に2回遭遇した。その風力は15、16級に達した。彼らは当時、台風の海域を通過していた。水中に深く潜る潜水艦の揺れは12度に達した。通常ならば、潜水艦は水中でほとんど揺れ動かない。


 台風に遭遇した夜、唐氏はベッドから3回転がり落ちた。潜水艦の揺れが激しかったため、当時は体を横にして眠れなかった。横を向かず真っ直ぐを向き、両手でベッドをしっかりつかんだという。


 潜水艦のベッドにガードはないのだろうか。唐氏は「一部のベッドにはあるが、私のにはなかった。しかし私のベッドには、他の機能があった」と謎めいたことを言った。


 潜水艦の中は狭く、圧迫感がある。ベッドが少なく兵士が多く、1メートル余りの利用可能なスペースがあれば、兵士が睡眠し休息を取る「ベッド」になる。彼のベッドは機能が最も集中した場所にあった。食卓になれば会議用のテーブルにもなり、デスクになれば臨時の手術台にもなる。最後には眠るためのベッドになる。乗組員は交代で勤務し、交代して睡眠を取る。ベッドは常に使用状態にある。唐氏はその夜の勤務を終えるとベッドに横たわり、すぐに転落した。隣の椅子で仮眠していた戦友もぶつかり、目を覚ました。


 スリルあふれる数時間後、強い台風がまだ潜水艦の周辺から離れないうちに、唐氏は次の勤務時間を迎えた。

 

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