「一帯一路」清廉な道の建設　汚職撲滅の国際協力に中国の知恵を貢献

腐敗撲滅の国際協力に中国の知恵を貢献

　十八大以降、中国は腐敗撲滅活動を総括し、中国共産党の指導下で清廉な政治・管理体制を完備し、他国・地域の腐敗撲滅における成功の経験を手本に、中国の特徴を有する腐敗撲滅の道を開拓した。中国が腐敗撲滅において得た貴重な経験は、他国と地域、中でも発展途上国、社会制度を転換した国家を啓発する意味を持つ。「一帯一路」提唱の協力枠組み下で、中国は腐敗撲滅の国際協力に中国の知恵を貢献し、中国プランを共有する。

　一時期、多くの国と地域の政府が中国を訪問し、中国の清廉な政治・管理の経験を学んだ。今では、「一帯一路」提唱の協力プラットフォームを通して、多くの国と地域が中国が腐敗撲滅で得た成果と経験を知っている。また、中国の清廉の建設における革新的措置は、他国・地域と共有する価値がある。清華大学清廉な政治と管理研究センターは2018年に「中国清廉革新賞」コンテストを発起し、地方等政府機関、企業および公的機関、社会組織の清廉革新に関する優れたケースを選出した。受賞プロジェクトにはビッグデータ、「インターネット＋清廉の建設推進、入札審査体系の革新、企業の清廉の建設体系の革新などを運用した方法がある。これらのケースは汚職撲滅政策の革新という点から、他国・地域に新たなインスピレーションを与える。

清廉な道の建設の協力メカニズムの整備

　私は、清廉な道の建設の推進において、汚職撲滅の国際協力はより深化すると信じている。各国・地域は汚職撲滅活動を重視すべきだが、地域によって汚職撲滅の危害性に対する認識は異なる。そのため、「一帯一路」清廉な道の協力枠組みは各国・地域の政府、企業、公衆の汚職撲滅活動に対する共通認識の形成を促す。

　汚職撲滅の国際協力の推進という背景のもと、刑事犯罪の角度から汚職問題を扱うべきである。これは汚職撲滅の国際協力を深化させ、特に汚職撲滅の司法協力の推進に良好な基礎を形成する。

　今後は清廉な道の建設の協力メカニズムを整備すべきである。例をあげると、専門の研究機関を設立し、より具体的な「一帯一路」清廉な道の建設プランを作成し、より持久的かつ効果的な協力メカニズムを構築する。これはより広範な汚職撲滅の共通認識の形成を促す。

 ｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2019年4月24日