■中国は「宇宙ステーション」時代に入る
中国の宇宙開発は「スーパー2019」に続き、「スーパー2020」を開始する。2019年12月、中国航天科技集団有限公司の袁潔社長兼党組織副書記は、中国が2020年に長期滞在型の地球低軌道有人宇宙ステーションを建設することを明らかにした。
中国有人宇宙飛行事業弁公室によると、有人宇宙ステーションは2022年前後に完成。宇宙飛行士3人が長期滞在でき、軌道上で10年間運用する。国際社会との協力に開放し、世界が共有する宇宙応用プラットフォームを提供する。
宇宙ステーションの中心モジュールを打ち上げる主力ロケットである長征5号Bは2020年に完成予定。これによって宇宙ステーションの建設が加速される。