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japanese.china.org.cn |14. 02. 2022

「私はこの偉大なる建築物の誕生を見守った」 IOC会長がビッグエア首鋼を絶賛

タグ: ビッグエア首鋼 選手 競技 会場
中国網日本語版  |  2022-02-14


(撮影者 新華社記者・陶希夷)


 米メディアは、「ビッグエア首鋼は今年の冬季五輪の最高の創意だろう」と評価した。


 ビッグエア首鋼のデザインのインスピレーションは、敦煌壁画「飛天」の帯から得られた。そのため「雪飛天」と名付けられた。


(撮影者 新華社記者・陶希夷)


 ビッグエア首鋼は7日、初の競技開催日を迎えた。多くの選手が会場の独特な魅力に魅了された。石景山の近く、群明湖の畔で、「雪飛天」は湖の光や山の色と趣を引き立てあう。さらに近くの冷却塔と遠くの製鋼炉が工業の雰囲気を添え、強い視覚の衝撃を生む。


 ノルウェーのフリースタイルスキー選手のビルク・ルーは、この会場は驚くほど美しく、ここでの競技に夢中になると述べた。ルーは9日、フリースタイルスキー男子ビッグエアで金メダルを獲得した。米国人選手のアレクサンダー・ホールは、「この会場は歴史を作った。これほど良い会場があるのだから、技術の向上は自然なことだ」と述べた。


 ビッグエア首鋼は今年の冬季五輪で唯一、北京の中心市街地に位置する雪上競技会場であり、世界初の永久に保存されるビッグエア会場でもある。ジャンプ台の設計・建設の当初より、五輪後の利用が十分に考慮された。コースの建設段階より排水口が作られていた。ジャンプ台はスキーができるほか、将来的には需要に基づきウェイクサーフィンやターフスキーなどの多くの競技に向け改修できる。


 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、「競技会場と工業遺産の再利用の都市更新との完璧な融合を実現した。私は7年以上注目し、この偉大なる建築物の誕生を見守った。首鋼園が五輪会場に変身し、スポーツ施設の革新的な利用にサプライズをもたらした」と述べた。


 首鋼園だけでなく、国家遊泳センター(ウォーターキューブ)、国家体育館、首都体育館などの会場も今年の冬季五輪で華麗に変身し、ウィンタースポーツの会場になった。IOCのサステナビリティー担当責任者であるマリー・サロワ氏は、「北京2008年夏季五輪の再利用により、北京2022年冬季五輪は未来のサステナビリティの手本になった」と述べた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月14日