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japanese.china.org.cn |24. 04. 2022 |
習近平総書記が第1回全国民読書大会の開催に祝辞
第1回全国民読書大会が23日、北京で開催された。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は書面で祝辞を寄せ、大会の開催を祝った。新華社が伝えた。
習総書記は祝辞の中で、「読書は人類が知識を獲得し、知恵を身に着け、道徳心を育む重要な手だてであり、人はそこから思想的な啓発を受け、気高い理想を抱き、浩然の気を養うことができる。中華民族は古代から読書を提倡し、『格物致知』(物事の道理や本質を極めること)と『誠意正心』(心を正しくするにはまず自らの意を誠にするべきであること)を大切にし、中華民族が育み続けてきた精神を受け継ぎ、自信にあふれ自ら努力して向上しようとする中国人の品格を作り上げてきた」と指摘。
そして、「多くの党員と幹部が率先して読書を通じて学び、教養を蓄えて志を立て、才能を伸ばしてほしい。また子供たちには読書の習慣を養い、楽しく本を読み、健やかに成長してほしい。そして社会全体が読書の活動に参加し、読書を好み、良書を読み、読書に長けるという雰囲気が社会に色濃く醸成されることを願う」とした。
開幕式では、黄坤明中共中央宣伝部部長(中共中央政治局委員)が習総書記の祝辞を代読し、挨拶を述べた。黄部長は、「習総書記の祝辞には、中共中央が全国民読書の推進と『書香中国』の確立を非常に重視していることが存分に体現されている。習総書記の重要な指示・精神を真剣に学んで貫徹し、読書による指導を強化し、読書をする風潮を醸成し、都市部と農村部をカバーする読書普及サービス体系を構築し、全国民読書の普及範囲拡大、質の向上、実効性の強化を後押しし、『書香中国』の確立によって文化強国化を促進し、新たな道のりを奮い立って前進して新時代に功績を残すために強大な精神面でのパワーを注ぎ込む必要がある」と述べた。(編集AK)
「人民網日本語版」2022年4月24日