習近平総書記「遼寧省の振興と発展の新局面を全力で切り開く」

習近平中共中央総書記（国家主席、中央軍事委員会主席）はこのほど遼寧省を視察した際、「中共中央の決定と方針を貫徹し、『安定を維持しながら前進』という総基調を堅持し、新型コロナ対策と経済・社会発展政策を統合的に計画し、発展と安全性を統合的に計画し、新発展理念を完全・正確・全面的に貫徹し、確固不動として質の高い発展を後押しし、共同富裕を着実に推進し、ガバナンスのシステムと能力の現代化を加速し、全面的に厳格な党内統治を深く推し進め、新時代の東北振興においてさらに大きな責任感と行動を示し、遼寧省の振興と発展の新局面を全力で切り開き、実際の行動によって第20回党大会の成功裏の開催を迎える必要がある」と強調した。新華社が伝えた。

習総書記は16、17両日に錦州市と瀋陽市を相次いで訪れ、革命記念館、河川・湖沼生態環境修復・保護、企業、コミュニティなどを詳しく視察した。

習総書記は錦州東湖森林公園を訪れ、生態環境の修復強化の状況を視察。「良好な生態環境は東北地域の経済・社会発展における貴重な資源であり、東北振興における強みでもある。グリーン発展理念を生態保護、環境整備、生産・製造、都市の発展、人々の生活の各方面において徹底させ、美しい中国の建設を加速する必要がある」と強調した。

習総書記は遼寧省の水害対策について報告を受けた。被災者の救助や避難の状況を非常に気にかけている習総書記は、「8月は北方地域ではまだ水害対策の正念場だ。各級の党委員会と政府は人民至上と生命至上を堅持し、河川増水状況の監視を強化し、潜在的な危険性を直ちに逐一調査・解消し、水害対策・災害救助の各措置を確実に実施し、被災者の避難作業を適切に行い、人民大衆の生命の安全を確保する必要がある」と指摘した。

東湖文化広場では、余暇の時間や文化関連活動などを楽しんでいた人々が習総書記を迎え、次々に挨拶をしてきた。習総書記は人々に「中国式現代化は人民全体が共に豊かになる現代化だ。少数の人だけが豊かになるのではなく、人民全体が共に豊かになる必要がある。中共中央は東北振興を非常に重視している。第18回党大会以来、中共中央は東北振興戦略を実施し、深く推し進めてきた。我々は新時代における全面的な東北振興への自信に満ちている」と親しみを込めて語った。（編集NA）