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japanese.china.org.cn |01. 10. 2022 |
第20回党大会代表の張黎明氏:イノベーションが仕事をもっと快適に
「1基のモバイル充電スタンドは6台分の駐車場をカバーするから、5基設置すれば30台分の駐車場をカバーできる」。創新工作室では、第20回党大会代表で国家電網天津電力濱海供電公司配電修理班班長の張黎明氏が2人の技術者と活発に議論し、手元の紙には設計スケッチが一面に書かれていた。
張黎明氏は議論の合間に「モバイル共有充電スタンド」という最新のアイデアを記者に紹介した。
「電力ボランティア活動をした際、私は現場で充電スタンドに対する需要が高まっていることを知った。固定式充電スタンドに加え、移動可能な充電スタンドを配置することで、エコ交通(緑色出行)の需要をできる限り満たそうと考えた」と話した。
第4世代配電網活線作業ロボットを調整する張黎明氏(左)と同僚(2022年9月8日撮影)。
創新工作室には張黎明氏のチームが開発した「目玉製品」の第4世代配電網活線作業ロボットが置かれている。中国はすでに高所活線作業を行う作業員の機械代替を実現しているが、修理作業員は依然として高所作業を補助しなければならない。張黎明氏は、よりスマートかつ軽便なロボットを目指し、ここ数年にわたって試験を繰り返しながら改良を進め、ついに第4世代ロボットを発表して量産化を実現、20カ所の省に普及させている。
「仕事は快適なもので、イノベーションは仕事をより快適にする」。張黎明氏はこの言葉をしばしば口にして、イノベーションに取り組む多くの若者を激励している。
天津市濱海新区丹東里コミュニティーで住民に安全な電気の使い方を教える張黎明氏(右)(2022年7月15日撮影)。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年10月1日