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japanese.china.org.cn |30. 10. 2022

習近平氏、陜西省延安市と河南省安陽市を視察

タグ: 習近平
新華網  |  2022-10-30

  26日午後、延安市安塞区高橋鎮南溝村のリンゴ園で、農家の人々と親しく交流する習近平氏。(延安=新華社記者/鞠鵬)

 【新華社陜西延安・河南安陽10月29日】習近平(しゅう・きんぺい)中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は26~28日、陜西省延安市と河南省安陽市を視察し、農村や学校、文化財保護機関などを訪れた。


 習近平氏は視察の際に次のように強調した。中国共産党第20回全国代表大会(党大会)の精神を全面的に学び、徹底し、農業・農村の優先発展を堅持する必要がある。延安精神と紅旗渠精神を発揚させ、貧困脱却堅塁攻略の成果を強固にし拡大させ、農村振興を全面的に推し進め、農業・農村の現代化実現のために、たゆまず奮闘しなければならない。


 視察には、丁薛祥(てい・せつしょう)中国共産党中央政治局常務委員・中央弁公庁主任が同行した。


 習近平氏は26日午後、延安市のリンゴ園を訪れ、栽培や収穫、収入などの状況を農家に尋ねるとともに、村のリンゴ洗浄・選別作業場で地元のリンゴ産業の発展状況について説明を受け、選別・箱詰めのラインを見学した。地元住民らとの交流では「陜西省北部は気候や日照、緯度、標高などがリンゴ栽培にとても適している」と述べ、同栽培がこの地に最も適した産業であり、見通しは非常に明るいと指摘した。


 延安中学棗園校を訪問した習近平氏は、同中学に対し、延安精神で生徒を教育し、人民が満足する教育を実践するとともに、革命の伝統を発揚させ、時代の新人を育てるよう希望した。


 28日午前、習近平氏は河南省安陽市林州の紅旗渠紀念館を訪れ、物質生活は大きく改善したが、「愚公山を移す(根気よく努力し続ければ最後に成功する)」や「刻苦奮闘」の精神を変えることはできないと指摘。紅旗渠には教育的な意義があり、皆が見に来るべきだと述べた。


 同日午後、習近平氏は安陽市郊外の殷墟遺跡を視察し、殷墟博物館で遺跡から出土した青銅器や玉器、甲骨文字などを見学した。習近平氏は「中華文明には長い歴史があり、途切れることなく、われわれの偉大な民族を作り上げてきた。この民族はさらに偉大になり続けるだろう」と強調。文化に対する自信を深め、中国人としての自信と誇りを高めなければならないとの考えを示した。


 「新華網日本語版」2022年10月30日

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