中国海軍の病院船「和平方舟」、「和諧使命-2022」に向かい出港

　「和諧使命-2022」任務を遂行する中国海軍の病院船「和平方舟」が2日午前10時、浙江省舟山市の軍港から出発し、インドネシアの訪問と医療サービスの提供に向かった。

　「和平方舟」は今回、インドネシアのジャカルタで7日間に渡り医療サービスを提供する。埠頭外来と船上診療を結びつけ、現地の市民、中国側機関の人員、華人・華僑などに一般的な病気の外来、発症率が高い病気の診療などを提供する。同船の海上病院は、海軍軍医大学が集めた医療従事者111人でつくられる。14の臨床室、3つの診察補助室及び薬局を設置し、救護ヘリを1機艦載する。

　「和平方舟」は「万里を航行し平和を守る友好の使者」と呼ばれる。同船の海外任務遂行は今回で10回目。今回の任務は責任ある大国としての中国、平和の軍隊としての中国軍の良好なイメージを十分に示す。中国・インドネシア両国及び両軍の友好関係のさらなる強化と掘り下げに対して非常に重要な意義を持つ。

 　「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年11月3日