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japanese.china.org.cn |05. 11. 2022

中国製新型コロナワクチン、世界で無数の命を救う=海外メディア

タグ: 新型コロナワクチン
中国網日本語版  |  2022-11-05

 メキシコの『Buzos de laNoticia』誌は10月9日、フランシス・マルチネス記者の記事で、中国のワクチン企業「科興(Sinovac)」が世界の疫病対策に大きく貢献していることに注目した。記事の抜粋は以下の通り。


 国際的な医薬品市場を見ると、市場を主導する企業の中にはワクチン製造を資本化して、最高の購入価格を示した相手のみにワクチンを販売している企業もある。しかし、メキシコに届いた数百万本の科興製新型コロナワクチンは、この中国企業がすべての発展途上国に平等にワクチンを提供するためにつぎ込んだ大きな努力を示している。


 北京市にある科興控股生物技術有限公司の本社を訪問した際に、その製造過程に含まれる高い技術力と企業理念について感じたことを紹介する。同社製ワクチンはすでに数十カ国が受け取った。中国は「新型コロナウイルスワクチンを共同購入し途上国などに分配する国際的な枠組み(COVAX)」に支援を続け、世界中で無数の命を救ってきた。


 北京市にある科興の研究所は、新型コロナワクチンの製造と販売を認可された数少ないハイレベル・バイオセーフティ研究所の一つだ。中国はこうした研究所を拠点に、自国民だけでなく、他の国・地域の人々へ大量に必要とされるワクチンを供給している。


 科興は北京市の海淀区と昌平区のほか、遼寧省大連市にも生産拠点を建設した。これらの生産拠点では、ハイレベル・バイオセーフティ措置を講じて厳重な入退室管理を行い、継続的に保護措置を改善している。


 中南米は科興の大きな支援を受けており、メキシコ、コロンビア、エクアドル、チリ、ペルー、ブラジルなどが同社製ワクチンを受け取った。


 インドネシアでは国民の大多数が科興製新型コロナワクチンを接種している。同社製ワクチンは、ラオス、マレーシア、フィリピンも受け取った。これらの国の政府はワクチンの購入先を探すのに苦労していたが、最終的には科興の力強い支援を受けることができた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年11月5日