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japanese.china.org.cn |13. 11. 2022 |
【CRI時評】「未来を共有する」輸入博の物語はまだまだ続く
年間成約意向額が前回より3.9%増の735億2000万ドル。10日に幕を閉じた第5回中国国際輸入博覧会は華々しい成果を上げた。中国共産党第20回全国代表大会後に中国が実施した初の重要な国際展示会として、輸入博はその実り豊かな成果によって、輸入博が既に中国が構築する新たな発展の枠組みの窓口であり、高いレベルの開放を推進するプラットフォームであり、全世界が共有する国際的な公共財であることを再び実証した。
共有とはより多くの機会を意味する。今回の輸入博で、中国は各国、各方面が中国の大市場を分かち合う機会、制度的な開放を分かち合う機会、国際的な協力を深める機会の分かち合いを推進することを表明した。これにより、さらに多くの人々、とりわけ後発発展途上国の人々が中国という発展の急行列車に便乗することになる。
今年の輸入博では、30近い後発発展途上国の企業が無償の出展ブースを使用し、展示ブース数は前回の輸入博のほぼ2倍になった。ギニアビサウ共和国のカシューナッツ、アフガニスタンのカーペットなどが先進国のハイテク商品と同じ場で競い、同様に自身の市場を開拓し、「発展の成果が各国の国民により多く、より公平に恩恵を施す」ことを立証した。
今年は東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の発効「元年」だ。日本の沖縄県の泡盛、カンボジアの米、オーストラリアの牛肉・・・輸入博に出品されたRCEP各加盟国のこれら特色ある商品は二重のボーナスを獲得した。香港上海銀行が最近発行したリポート「2022年の中国に目を向ける海外企業:RCEPの新たな機会を共有する」は、RCEP加盟国企業の93%が対中貿易を増加させるとしている。
共有とは、共創の余地が広がることも意味している。「ハイエンド」であれ「つつましく美しい」であれ、どちらも輸入博を通じて中国市場に参入する機会を開拓し、協力し発展する新天地を開拓した。これは中国が推進する人類運命共同体構築を生き生きと実践することであり、またデカップリング、サプライチェーンの切断は実現不能で、開放協力が正しい道であることを力強く証明している。ケニアの国際問題学者キャベンス・アドヒル氏は「輸入博は中国の責任ある大国としての役割をはっきりと示している」と評している。
「また来年会いましょう!」現在、第6回輸入博の出展企業招致活動が既に本格化している。「未来を共有する」輸入博の物語には休止符はない。(CRI論説員)
「中国国際放送局日本語版」2022年11月13日