中米首脳会談、各国関係者が熱心に議論

　習近平国家主席は14日午後、インドネシアのバリ島で米国のバイデン大統領と会談した。両国首脳は中米関係における戦略的問題や、世界と地域の重大な問題について踏み込んだ意見交換を行った。今回の会談は国際社会から注目されている。

　ブラジルの経済学者、ブラジル中国問題研究センター長のロニー・リンス氏は、「中米首脳の今回の会談は重要かつ積極的なメッセージだ。今回の会談は意思疎通を強化し、二国間及び重大な国際問題の解消に向け共に協議しようとする両国首脳の努力を示し、世界の平和と安定に自信と希望をもたらした」と述べた。

　米誌「エグゼクティブ・インテリジェンス・レビュー」ワシントン支局長のウィリアム・ジョーンズ氏は、「今回の米中首脳会談は両国間に意思疎通の橋をかける。双方の各分野の対話もこれに伴い展開される。米国は平等を基礎とし中国と交流するべきだ。米中は歴史を鑑とし未来を見据え、二国間関係の前向きな発展を促すべきだ」と述べた。

　独ベルリン・プロイセン協会名誉会長のフォルカー・チアプク氏は、「中米関係の健全で安定的な発展は、世界平和や経済回復などに積極的な効果を発揮する。国際社会が環境保護や公衆衛生などの分野で世界的なソリューションを見つけるよう促す」と述べた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年11月15日