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japanese.china.org.cn |24. 11. 2022 |
中国国防部長「中国は他国の利益を狙わないが、中国軍には敵に打ち勝つ能力がある」
タグ: 平和的発展
「人民網日本語版」 | 2022-11-24
魏鳳和国務委員兼国防部長(国防相)は23日、カンボジア・シェムリアップで開催された第9回拡大ASEAN国防相会議に出席した。新華社が伝えた。
魏部長は会議で「現在、世界の平和と発展は重大な試練に直面しており、人類運命共同体の構築が正しい選択であり、未来だ。我々に必要なのは分断ではなく団結、覇道ではなく公道、閉鎖ではなく開放、自己利益ではなく相互利益だ」と指摘。
「中国は常に世界の安定性を高め、プラスのエネルギーを提供すべく尽力している。中国の平和的発展は必ず世界の共同発展に新たなチャンスを提供し、世界の平和と安定の維持に建設的役割を果たすだろう。中国軍は平和の軍隊であり、各国の軍隊と共に、引き続き世界平和のために力を捧げることを望んでいる。中国は他国の利益を狙うことはないが、自国の利益を守る決意と意志は盤石であり、中国軍には攻めてくるあらゆる敵に打ち勝つ自信と能力がある。アジア太平洋地域の安全保障情勢は安定しつつも懸念材料があり、各国の防衛当局はASEANの中心的位置付けを維持し、グローバル安全保障イニシアティブを実践し、実務協力への専念を堅持し、手を携えて地域安全保障の防壁を堅牢に築くべきだ」とした。
会期中、魏部長は米国、ベトナム、ラオス、オーストラリア、ニュージーランド、韓国の国防相やロシアの国防次官とそれぞれ会談し、軍隊間の協力の強化や関心を共有する問題について意見交換した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年11月24日