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japanese.china.org.cn |01. 12. 2022 |
習近平総書記「瀾滄江―メコン川協力、中国ASEAN協力の枠組みでラオスとの協力を深化」
習近平中共中央総書記(国家主席)は11月30日、トンルン・ラオス人民革命党書記長(国家主席)と北京で会談した。新華社が伝えた。
双方は「長期安定、善隣友好、相互信頼、全面協力」の方針及び「良き隣人、良き友人、良き同志、良きパートナー」の精神を堅持し、政治的には相互尊重と相互信頼、経済的には互恵、人的・文化的には相互理解と相互親善を図り、中国ラオス運命共同体の構築を深め続け、人類運命共同体の構築促進に積極的に努力し、貢献する必要性を強調した。
習総書記は「2019年4月に中国ラオス運命共同体の構築に関する行動計画に署名して以来、中国とラオスは心を一つにして力を結集し、中国ラオス運命共同体の構築推進において実り豊かな成果を収めた。特に中国ラオス鉄道は両国民の発展の鉄道、幸福の鉄道、友情の鉄道として建設され、両国民に大きな幸福をもたらしただけでなく、『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設と人類運命共同体の構築促進の模範ともなった。新たな情勢の下、双方は両国関係の正しい方向性をしっかりと把握し、中国ラオス運命共同体の構築が進路を逸れず、失速せぬようにする必要がある。安全の礎を絶えず固め、共同で政治的安全を維持し、法執行における安全と防衛協力を推進する必要がある。利益の融合と発展戦略の連携を深め、この地域の相互接続と協調ある発展を促進する必要がある。また、経済・貿易・投資関係を深める必要がある。中国側はラオスに投資する中国企業が増えるよう促し、ラオスの良質な産品の対中輸出の増加を歓迎する。中国側は引き続きラオス側が現在抱える困難を解消するための支援を行い、科学技術・教育・文化・観光・衛生・青年などの分野で交流と協力を拡大し続け、民心の通じ合いを増進していく。瀾滄江―メコン川協力、中国ASEAN協力の枠組みでラオス側と調整・協力を深め、全人類共通の価値観を発揚し、世界の平和・安定と発展・繁栄を共同で維持していきたい」とした。
トンルン書記長は「両党・両国の関係当局及び機関が相互往来と国政運営面の交流を強化し、両国間の治安・国防協力を強化・深化し、経済・貿易・投資分野の実務協力を強化し、『一帯一路』イニシアティブとラオスの『陸上鎖国から陸上接続国への転換』戦略をより有機的に連携させ、両国民間の相互理解と人的・文化的交流を強化し、両国関係の一層の発展を促進することを希望する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年12月1日