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japanese.china.org.cn |02. 12. 2022

米国務長官の訪中と首脳会談後の作業着手を中国は歓迎

タグ: 米国務長官の訪中
「人民網日本語版」  |  2022-12-02

外交部(外務省)の1日の定例記者会見で、趙立堅報道官がブリンケン米国務長官の訪中に関する質問に答えた。

【記者】米国のブリンケン国務長官はインタビューで、インドネシア・バリ島での中米首脳会談は成果に富むものであったとして、双方が互いの利益・意図・政策について明確で直接的な意思疎通を行うことが極めて重要だと述べた。また、自身の訪中について、そのような意思疎通を継続し、衝突回避のために双方が開かれた意思疎通のチャンネルを持ち、中米両国及び世界に影響を与える問題について協力の維持を確保するものになるとした。これについてコメントは。ブリンケン氏の訪中に中国側は何を期待するか。

【趙報道官】習近平国家主席はバイデン大統領とバリ島で会談し、中米関係及び世界の平和的発展に関係する重大な問題について、率直で踏み込んだ、非常に建設的かつ戦略的な意思疎通を行った。両国首脳は意思疎通と交流の強化、実務協力の推進で一致した。双方は両国首脳間の共通認識を具体的に実行に移し、両国首脳の定めた取り組みの重点に従い、対話と意思疎通を継続し、摩擦や溝を管理・コントロールし、交流と協力を推進して、中米関係にプラスのエネルギーを増やし、安全弁を設け、激動と変革の中にある世界に安定性と確実性をもたらすべきだ。中国は、ブリンケン国務長官が訪中と会談の後続作業着手を望んでいることを歓迎する。

中国は常に相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンという習主席の打ち出した三原則に従って中米関係を受け止め、発展させている。米国が中国と向き合って進み、両国首脳間の重要な共通認識を確実に実行に移し、中米関係の指導原則と戦略的枠組みを共同で検討・確立し、中国と米国という2つの大国が正しく付き合う道を見出し、中米関係が健全で安定した発展の軌道に戻り、両国に幸福をもたらし、世界に恩恵を及ぼす後押しをすることを望む。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年12月2日