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japanese.china.org.cn |09. 01. 2023

梁万年氏、「乙類乙管」は「決して放置ではない」

タグ: 梁万年 乙類乙管
中国網日本語版  |  2023-01-09

 国家衛生健康委員会の責任者は、先ほど開かれた国務院共同感染対策メカニズムの会見で、「パンデミックがまだ終わっておらず、感染状況の動向には依然として不確実性がある。大半の国と地域が新型コロナウイルス感染症に対して、一般的な感染症を上回る予防・抑制措置を維持している。新型コロナウイルス感染症の『乙類乙管』への調整は決して放置ではなく、決してすべての感染対策の終了を意味せず、これはサービスとサポートの強化だ」と述べた。

 国家衛生健康委員会感染症対応処置活動指導グループ専門家チーム長の梁万年氏は中国中央電視台の記者の取材中、次のように述べた。

 乙類感染症の甲類管理から乙類感染症の乙類管理に変わったが、それは依然として中華人民共和国が定める法定感染症であり、法定感染症は必要な予防・抑制措置を講じなければならない。これは法律によって規定されていることだ。例えば疾患の報告、一部の患者の管理及び治療、それから観測を含む必要な公衆衛生及び社会干渉措置はいずれも法定であり、ゆえに決して放置ではない。このような重大な感染症は政府の力だけでは足りず、政府、社会、機関、部門、さらには個人の全員で協力する必要がある。これは集団で協力し予防・抑制するとしている理由で、人々には各自の責任がある。当然ながら政府には主導する責任があるが、すべての人も取り組まなければならない。

 リスクに効果的に備えるため、我々の現在最も重要な取り組みは医療による治療で、重症の治療を優先する。高齢者などの重点対象の保護を強化し、ワクチン接種を急ぎ、農村部の治療能力の建設を急ぐ。同時にウイルスと病原体への観測を強化し、新たな変異株もしくは亜型が出た場合にスムーズに発見・警戒し、措置を講じる。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月9日