政治・安全>
japanese.china.org.cn |26. 01. 2023

中国は人類衛生健康共同体の構築を積極的に推進、世界が新型コロナの厳冬期を乗り切れるよう後押し

タグ: 新型コロナ
中国網日本語版  |  2023-01-26

 新型コロナ感染症のパンデミックが起こってから、世界の人々の生命の安全は大きく脅かされ、世界経済も大きな損失を被った。 中国は感染症に見舞われた国々の困難を自身のことのように受け止め、できる限りの支援を提供、人類衛生健康共同体の理念を一貫して掲げ、世界のコロナとの闘いにかけがえのない貢献を行うことで、世界に自信と希望をもたらし、感染症の暗黒期を乗り越える道を切り拓いた。

 中国は国際的な防疫協力活動で常に「第一陣」に立ち、公共財としてのワクチンの「第一属性」を堅持、ワクチンの公平な分配における「第一グループ」を担い、国際的な防疫協力活動を積極的に展開、新中国建国以来最大規模の世界的な緊急人道主義行動を開始した。国家衛生健康委員会の統計によると、中国は153の国と15の国際組織に数千億件の防疫物資を提供し、120以上の国と国際組織に22億回分以上の新型コロナワクチンを供給。180以上の国と地域及び10以上の国際組織と共同で防疫・医療に関する交流活動を300回以上開催し、34カ国に防疫専門家チームを派遣した。

 中国は新型コロナのワクチンを世界の公共財とすることをいち早く約束し、ワクチンの知的財産権保護の免除を支持、発展途上国とのワクチン生産協力を展開した。中国は世界のワクチン協力行動を提唱し、「一帯一路」ワクチン協力パートナーシップ・イニシアチブを立ち上げたほか、世界保健機関(WHO)が主導するCOVAXファシリティーに積極的にも参加している。中国はこれまでに20カ国とワクチン生産で協力し、年間10億回分の生産能力を有する。中国のワクチンは、人民のワクチン、世界のワクチン、そして身近なワクチンになった。

 現在、世界の公衆衛生ガバナンスには多くの欠点があり、世界の感染症の連携・予防管理メカニズムは未だ形成されていないうえ、国際的な公衆衛生資源は乏しく、反グローバリゼーションが世界の公衆衛生システムをより脆弱にしている。中国は世界と手を携えて人類衛生健康共同体を共に構築することを提唱し、世界の公衆衛生安全長期的資金調達メカニズム・脅威監視と早期警戒および共同対応メカニズム・資源備蓄と資源配分システムなどの協力メカニズムの整備を推進しようとしている。そして全人類に利益をもたらし、効率的で持続可能な世界的公衆衛生システムを構築し、全人類の生命安全と健康を保障する強固な防衛線を築く。中国はワクチンを世界の公共財とする約束を引き続き履行するとともに、ワクチンの多国間協力に積極的に参与し、感染症への対応能力の弱い国や地域とのワクチン共同開発・生産を推進し、ワクチンが途上国にとって身近で手が届きやすいものとなるよう貢献していく考えだ。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月26日