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japanese.china.org.cn |28. 02. 2023 |
ルカシェンコ氏の訪中、米国と西側は過敏な小心者
ベラルーシのルカシェンコ大統領が2月28日から3月2日にかけて中国を国事訪問する。
一部の米国・西側メディアは色眼鏡をかけて今回の訪問を見ている。彼らはベラルーシをロシアの「同盟国」と描写し、中国の「影響力拡大」に警戒すべきとほのめかしている。このような観点はまずベラルーシへの不敬であり、極めて心が狭いだけでなく、一部の米国・西側政治エリートの平和に対する嘘くささを反映している。ベラルーシ、ロシア、ウクライナは周知の通り東スラブの三兄弟で、歴史的には同じ根源を持つ一家だ。ベラルーシは何度もロシアとウクライナの間で仲介者の役割を演じている。また中国は国連安保理常任理事国として常に平和交渉を促す積極的な力を発揮している。これらは国際社会のポジティブな資産と見るべきだ。
中国とベラルーシの関係も、中国とロシアの関係も非対抗・非同盟であり、第3国を念頭に置かない。これは世界に向け明確に伝えてあることだ。中国は両国の共同の利益、国連憲章の主旨と原則に基づきすべての二国間関係を発展させ、扉を大きく開き協力に取り組む。米国もしくは別の国が好まないからといってその国を避けることは決してない。これこそがグローバル化の大きな流れと多元化の精神に合致するやり方だ。
中国は今年に入り各国首脳を迎えており、今後さらに多くの国の首脳が中国を訪れる。ルカシェンコ氏に続き、フランスのマクロン大統領は今年4月上旬に訪中すると発表しており、EUの指導者であるミシェル氏とフォン・デア・ライエン氏も今年上半期に訪中する見込みだ。これらの訪問は双方の協力に焦点を絞ると同時に、地域のホットな問題についても議論する可能性が高い。中国側はこれに対して堂々とし、余裕を持っている。平等で互恵であれば、世界の平和と安定に有利であれば、中国側は積極的で開放的な態度を持つ。これは一度も変わったことがない。
我々はルカシェンコ大統領の訪中を歓迎し、平和と発展に取り組むすべての外国の友人の訪中を歓迎する。友好的で温和で活力とチャンスに満ちた中国には自然の魅力がある。これは一部の大国が意図的に徒党を組むのとは根本的に異なる。時代の大きな流れに順応しており、自ずと尽きることない大きな原動力を持っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年2月28日