今年の全国両会、海外専門家は並々ならぬ意義を指摘

　国際社会は間もなく開催される2023年の全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議)に注目している。人類運命共同体パキスタン研究センターのマリヤム・ラザー副主任は27日、中国日報網への寄稿文の中で、「これは中国共産党第20回全国代表大会(第20回党大会)以来の重大イベントで、その国際的な影響力は中国の世界的なソフトパワーをさらに示している」と記した。寄稿文の要旨は下記の通り。

　両会は国際社会が中国を理解するための窓

　両会は海外が中国の発展の成果を理解するための重要な窓であり、中国の特色ある社会主義制度の強みを集中的に示す。両会の総理会見及び部長通路を通じ、世界の記者は中国をより深く理解する機会を手にする。そのため国際社会が両会に注目するのも意外なことではない。

　年に一度の両会は過去の成果を振り返り、未来の目標を立てる。政府活動報告を通じ、中国の前年の経済成長やその他の成果、及び本年度の行動方針を理解できる。

　今年は中国政府が第20回党大会の目標を達成するための政策と、それに向け発揮する力を見ることになる。立法、行政、協商制度が中国の民主の歩みを促進することは間違いない。各関連機関は人々がより良く政府活動を監督できるようにする。

　2023年の両会には並々ならぬ意義も

　2023年の両会は中国社会及び経済の成長の青写真を描き、中国が2022年に手にした各種成果を示す。中国は2035年までに社会主義現代化をほぼ実現する。中国は今世紀中頃までに、「富強・民主・文明・和諧・美麗」の社会主義現代化強国になる。二つ目の百年の奮闘目標に向かう新たな旅路において、中華民族と中国人民は新たなページをめくろうと努力している。

　中華文化において、卯年には長久・平和・繁栄・希望が託されている。中国はより美しい未来に向かっている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年3月2日