発展も立法も高品質に

　立法法（改正案）は、立法は改革の需要に適応し、法治下の改革推進と改革における法治改善の双方向の統一を堅持し、関連改革を促し、規範的にし、保障し、国家ガバナンス体系及びガバナンス能力の現代化における法治の重要な力を発揮すると規定した。

　発展は高品質が必要で、立法も高品質が必要だ。立法法（改正案）によると、省・自治区・直轄市は「地域協調発展の需要に基づき、地方性法規を共同で制定できる」という。重慶市委員会宣伝部常務副部長の曹清堯代表は、「成渝地区双城経済圏（四川省成都市と重慶市から成る経済エリア）の建設において、生態環境、ビジネス環境、民生保障は公平で統一的で科学的な法治環境が必要だ。四川省と重慶市の地域共同立法の模索は、成渝地区双城経済圏の建設に効果的な制度保障を提供する」と述べた。恒银金融科技股份有限公司会長の江浩然委員は、「京津冀（北京・天津・河北）の地域共同立法活動メカニズムの構築は、京津冀協同発展をより掘り下げ具体的にする」と述べた。

　上海市人民検察院副検察長の銭雨晴委員は、「新たな発展段階に適応し、新たな発展理念を貫徹し、新たな発展構造を構築し、高品質の発展を促す。これは立法の質と効果に新たな、より厳しい要求を突きつける。今回の立法法の改正は、立法体制メカニズムをさらに改善し、立法活動を規範的にする。立法活動の高品質の発展を促し、実務的で役立つ立法によってガバナンス能力を強化し、中国式現代化の促進により多くの法治のポジティブエネルギーを注ぐ」と述べた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年3月7日