政界要人がボアオに登場、中国の総理が力強い情報を発表

　ボアオ・アジアフォーラム2023年年次総会の開幕式が30日午前、海南省博鰲（ボアオ）鎮で開催された。李強総理が開幕式に出席し、基調演説を行った。AFP通信は、「中国の総理は3月上旬に就任してから初めて出席した国際会議において、国際環境は数々の試練を迎えているが、中国経済の成長の原動力とその流れは強い」と伝えた。李総理は、「不確実な世界における中国の確実性は、世界の平和と発展を守る大黒柱だ。これは過去においてそうであり、現在も未来もそうだ。世界にどのような変化が生じようとも、我々は終始改革開放と革新駆動を堅持する。世界経済発展に新たな原動力と活力を持続的に注ぎ、世界各国に中国の発展のチャンスとボーナスを共有してもらう」と述べた。

　シンガポールのリー・シェンロン首相、スペインのサンチェス首相、マレーシアのアンワル首相、コートジボワールのアシ首相、国際通貨基金（IMF）のゲオルギエバ専務理事ら世界の政界要人も、30日にフォーラムであいさつした。コロナ後の中国経済の力強い発展に期待し、アジア及び世界の団結と協力を求め、衝突と対抗を回避することが共通する心の声だった。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年3月31日