海外政界要人が集中的に訪中　中国の「友人の輪」が広がる

　フランスのマクロン大統領と欧州委員会のフォンデアライエン委員長が5-7日に訪中する。先ほどシンガポールのリー・シェンロン首相、マレーシアのアンワル首相、スペインのサンチェス首相、日本の林芳正外相などが訪中を終えたばかりだ。海外政界要人の訪中が相次ぎ、「今日の中国は世界と緊密に結びつく中国」を再び証明している。

　海外政界要人の集中的な訪中は、中国の外交がすでに「早送り」を押したことを証明している。中国の「友人の輪」はさらに広がり、新たな友人がますます増え、古い友人との関係がより緊密になる。スペイン紙「エル・ムンド」(電子版)は、「中国はすべての国と接触する意欲を持ち、各国首脳の訪中を歓迎している」と分析した。

　海外政界要人の集中的な訪中は、互恵とウィンウィンが人心の赴く所であることを強く証明した。現在の世界はまだ不安定だ。人類は新型コロナウイルスの影から抜け出したばかりだが、数々の未曾有の危機と挑戦に直面している。経済回復が遅れ、発展の格差が持続的に拡大し、ホットな問題が次々と生じ、地政学的な衝突のエスカレートが続き、世界の発展が大幅に後退している。しかし今日の世界は互いに門を閉ざし分断される状態には決して戻らない。開放と協力は依然として歴史の流れであり、互恵とウィンウィンは依然として人心の赴く所だ。

　海外政界要人の集中的な訪中は、中国の新たな発展が期待されていることを浮き彫りにした。今後について、中国の発展の目標とビジョンは確定済みだ。西側の先進国も発展途上国も、中国から見て取るのは発展の穏健性と協力のチャンスだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年4月6日