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japanese.china.org.cn |07. 04. 2023 |
習近平国家主席がマクロン仏大統領と会談
習近平国家主席は6日、国賓として中国を訪問しているフランスのマクロン大統領と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。
習主席は「現在の世界は深刻な歴史的変化の最中にある。中仏には、国連安保理常任理事国及び自主独立の伝統を持つ大国として、世界の多極化と国際関係の民主化の揺るぎない推進者として、意見の相違や束縛を乗り越えて、安定的、互恵的、先駆的で前向きな中仏の包括的な戦略的パートナーシップという大きな方向性を堅持し、真の多国間主義を実践し、世界の平和・安定・繁栄を維持する能力と責任がある」と指摘。
また習主席は「双方は両国間の包括的で高水準の意思疎通のチャンネルを活用し、両国首脳間の緊密な意思疎通を維持し、中仏ハイレベル戦略対話、中仏ハイレベル経済・財政・金融対話、中仏ハイレベル人的・文化的交流対話という3大対話メカニズムの新たな会合を年内に開く必要がある。互いに相手国の主権及び領土的一体性を尊重し、相手国の核心的利益を尊重し、溝を適切に扱い、管理・コントロールする必要があり、互恵と共同発展を堅持する必要がある。中国は引き続き開かれた姿勢で、国連、主要20ヶ国・地域(G20)、世界貿易機関(WTO)など多国間の枠組みで仏側と緊密な意思疎通と協力を保ち、真の多国間主義を共に実践し、気候変動やエネルギー問題などグローバルな課題に手を携えて対処することを望んでいる」とした。
マクロン大統領は「フランスは『一つの中国』政策を尊重し、遂行している。私が今回大規模な代表団を率いて訪中したのは、中国側との協力強化、人的・文化的交流の促進を望んでのことだ。フランスは中国側が常に国連憲章の趣旨を遵守し、国際・地域的な紛争問題の解決に積極的役割を果たしていることを評価しており、中国側と緊密な意思疎通と協力を行い、世界の恒久的な平和と安定の実現に努力することを望んでいる」とした。(編集NA)