習近平総書記「雄安新区建設の新たな進展を推進」

　習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は10日、河北省雄安新区を視察し、雄安新区の高水準で質の高い建設推進に関する座談会の議長を務め、重要談話を発表した。新華社が伝えた。

　習総書記は「雄安新区はすでに大規模な建設と北京の非首都機能移転受け入れを同時に進める段階に入っており、取り組みの重心はすでに質の高い建設、水準の高い管理、質の高い非首都機能移転受け入れの進展を並行して行うことへと変わっている。決意を固め、一歩一歩着実に進め、各取り組みのたゆまぬ新たな進展を推進する必要がある」と強調した。

　習総書記は「雄安新区の建設に関する党中央の戦略と方針を完全に、正確に、全面的に貫徹・実行し、雄安新区の機能的位置づけ、使命と任務、原則に関する党中央の指示をしっかりと把握し、短期的目標と中長期的目標、都市建設の速度と人口集住の規模、産業の移転と高度化、政府と市場、北京の非首都機能移転受け入れと都市自体の発展、都市建設と周辺農村の振興といった重大な関係をうまく処理し、雄安新区の建設と発展の正しい方向性を確保する必要がある」と指摘。

　「革新駆動型発展戦略を全面的に実行に移し、各分野の改革開放の前線における政策措置と先見性ある革新的試行模範プロジェクトの雄安新区での実行を推進し、新たな機能を設け、新たなイメージを築き、新たな産業を発展させ、新たな人材を集め、新たなメカニズムを構築して、雄安新区を新時代の革新における重要な拠点、起業が集中する地域にする必要がある。豊かな自然は金銀同様の価値があるという理念を貫徹し、グリーンで低炭素の発展を堅持し、雄安新区をグリーン発展都市の模範にする必要がある」と強調した。(編集NA)