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japanese.china.org.cn |18. 05. 2023 |
習近平総書記が山西省運城市を視察
習近平総書記は黄河流域の生態環境・文化財保護活動を常に非常に重視している。習総書記は16日午後、列車で陝西省へ向かう途中、山西省運城市に立ち寄り、同市にある運城博物館と運城塩湖を視察した。新華社が伝えた。
習総書記は運城博物館で「華夏尋根」「館蔵珍品」「盬塩春秋」などの展示を見学。人類の起源と中華文明の早期の歴史的発展と運城の関わりを詳しく理解すると共に、運城塩湖の形成と発展、歴史的発展について説明を受けた。
習総書記は「博物館は多くの貴重な文化財、さらには国宝までも所蔵している。これらは我が国の100万年の人類史、1万年の文化史、5000年余りの文明史を実証している。中華文明源流探求プロジェクトを踏み込んで実施し、中国文明の歴史研究を深める必要がある。保護第一、管理強化、価値の掘り起こし、有効的利用、文化財の活性化という党中央の指示を真剣に貫徹・実行し、文化財の保護と利用及び文化遺産の保護と継承の水準を全面的に高める必要がある」とした。
その後、習総書記は運城塩湖を訪れ、展示などについて説明を受けたうえで、現地視察を行った。習総書記は「塩湖の生態的な価値と機能は重要性を増している。保護と利用の取り組みを統合的にしっかりと行い、塩湖の独自の人的・文化的歴史資源及び生態環境資源を世代を超えて継承していき、その生態的機能を段階的に回復し、その歴史的・文化的価値をより良く保護する必要がある」と指摘。
「黄河流域の生態系保護と質の高い発展は、党中央が中華民族及び中華文明の永続的発展という観点から行った重大な戦略的決定だ。黄河流域の各省・自治区は黄河流域の生態保護を発展の計画と質の高い発展推進における基準線として堅持すべきであり、黄河流域の生態系保護にマイナスな事は、断じてしてはならない」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年5月18日