G7サミット、核軍縮の進展得られず

　「G7サミットは核軍縮で進展がなかった」非政府組織「核兵器廃絶国際キャンペーン（ICAN）」は20日、G7はすでに数十年の歴史を持つ、かつ不十分な核軍縮の呼びかけを新たな「ビジョン」としてアピールすると同時に、自ら核兵器のリスクを激化させ、一般人の大虐殺を合法的な国家安全政策に粉飾しようとしていると表明した。

　21日付「読売新聞」によると、広島原爆投下の被害者のサーロー節子さん（91）は同日の会見で、「G7広島サミットは大失敗だ。リーダーの声明からは温もりと脈を感じられなかった。自国の核兵器を肯定し、対立国の核兵器をむやみに批判するというメッセージを被爆地から発信するのは許されない」と述べた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年5月22日