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japanese.china.org.cn |31. 05. 2023

中国が宇宙の平和的な利用に取り組む 全人類の宇宙事業に活気をもたらす

タグ: 国産大型旅客機C919 有人月探査事業 有人宇宙船「神舟16号」
中国網日本語版  |  2023-05-31

 国産大型旅客機C919の初の商用飛行の翌日、中国の有人月探査事業月上陸段階任務の開始が正式に発表された。2030年までに中国人初の月上陸を目指す。翌々日、つまり30日に有人宇宙船「神舟16号」が予定の軌道に入り、乗組員が宇宙ステーションに入居し、「宇宙での合流」という名シーンが再現された。2組の乗組員は今後、宇宙ステーションで交代する。「環球時報」が伝えた。

 神舟16号の乗組員3人のうち、近視用の眼鏡をかける北京航空航天大学の桂海潮教授(36)はペイロード専門家で、中国有人宇宙事業で1人目の非職業軍人の宇宙飛行士だ。宇宙ステーション応用・発展段階の初の有人飛行任務において、乗組員は宇宙ステーションに約5カ月滞在する。科学者は宇宙で直接、宇宙科学・応用ペイロード軌道上実験・試験などに参加する。これらは中国の宇宙科学研究が新たな、より実務的なスタートラインに立ったことを意味する。この一歩は極めて重要で、未来の限りなき可能性を秘めている。

 中国は一貫して宇宙の平和的な利用に取り組んでおり、中国の宇宙事業のすべての進歩と進展は中国だけでなく世界に属することを強調しておく必要がある。これは決してスローガンではない。中国は当初から国連のすべての加盟国に中国宇宙ステーションの開放を宣言し、協力精神を実行に移している。中国宇宙事業の取り組みは、世界の宇宙探査が足踏みする時期と重なった。全人類の宇宙事業に活気をもたらし、大きなエネルギーを注いだ。実際に宇宙探査のブームを起こし、積極的な刺激作用を発揮した。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年5月31日