政治・安全>
japanese.china.org.cn |22. 06. 2023

パリ国際航空ショー、中国の有力製品が華麗に登場

タグ: パリ 航空ショー 装備品 
中国網日本語版  |  2023-06-22

 第54回パリ国際航空ショーが19日、開幕した。サッカーコート18枚分の12万5000平方メートルの会場に、47カ国の2500社の出展業者が集まった。ある航空機製造業の重役は、本航空ショーの来場者は32万人に、航空機の受注は2000機にのぼると予想した。

综述:中国展团实力亮相巴黎航展-新华网


 中国の航空企業も代表団を派遣し、国際ビジネス航空市場の競争に加わった。「環球時報」の調べによると、中国航空工業集団有限公司(以下「同社」)はその軍用装備、民間用装備、航空緊急救援装備の重点製品を携えパリ航空ショーに登場した。うち「20ファミリー」「鯤竜」AG600、「翼竜−X」無人機などの各種展示品がパリに初上陸した。

 同社が多くの重点航空装備品を域外で展示するのも今回が初。中国の航空主力装備品はパリ航空ショーで、世界の同世代の装備品と技を競った。

综述:中国展团实力亮相巴黎航展-新华网


 軍事専門家の宋忠平氏は、「中国の軍需品貿易パートナーは比較的固定されており、主にアジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国に集中している。中国は今回のパリ航空ショーでステルス戦闘機を展示したが、自国の先進的な武器と装備品を対外的にアピールしようとしていることが分かる。しかし中国が常に積極的な防御という軍需品貿易政策を貫いており、軍需品貿易により地域のバランスと安定を変えないことに注意すべきだ」と述べた。

 宋氏はさらに、「中国の軍需品貿易のさらなる発展を妨げる主な原因は、外部が喧伝する軍需品貿易の政治利用の問題だ。米国はイデオロギーによって軍需品貿易問題を捉え、同盟国しか米国製の武器と装備品を購入できないと考え、また同盟国に中露が研究開発した武器と装備品の購入を認めていない。これによって一部の国は中国が研究開発した、より高性能でより割安な武器と装備品を選択できなくなっている」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月22日