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| japanese.china.org.cn |27. 06. 2023 |
温暖化対策、中国の寄与度は想像以上大きい=米メディア
世界米国のためらいにより貴重な時間を失っているが、世界の気候変動対策に進展があった。これは欧州だけではなく、中国やインド、及びその他の新興市場が主導している。中国とインドは米国やEUよりも少ない浪費によりエネルギーを使用している。1人平均を見ると、中国の1人平均の温室効果ガス排出量は米国の半分のみで、インドの1人平均のCO2排出量は米国の7分の1のみだ。気候の未来にとって最も重要な指標(クリーンエネルギーの化石燃料との置き換えのペース)で、中国とインドがすでにリーダーになっている。ブルームバーグが伝えた。
中国の現在の風力発電量は米国の2倍で、太陽光発電量は世界の3分の1を占め米国の2倍以上となっている。中国が建設中の再生可能エネルギーは他国の規模を遥かに上回る。中国が再生可能エネルギーから得る電力は米国を超えている。中国はさらに世界の太陽光発電製品の主な提供者で、世界全体の75%を占めている。中国が生産するEVは世界全体の57%を占めている。中国は最大の国内市場を育成し、さらにEV輸出大国になり、過去に主導権を握っていた日独米などの国を抜いた。
中国の電力市場にはクリーンエネルギーが満ち溢れている。中国が2022年に再生可能エネルギーへの過渡を加速するため行った投資額はEUの3倍に、米国の投資の約束の4倍にのぼった。中国の太陽光発電設備容量は今年1−4月に36%も増加した。中国が先月発表した1年内の太陽光発電新規設備容量は、米国全体の太陽光インフラと同規模だ。
中国がエネルギー革命への投資に取り組んでいることを知り、米国人は安心できるだろうか。答えはノーだ。どのような合理的な基準を見ても、米国は自国がこの新たなエネルギー世界において中国やインドよりも時代遅れになることを懸念すべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月27日