中国代表、国連人権理で国際団結問題についての中国の立場を説明

　国連ジュネーブ事務局・スイス国際機関の中国常駐代表を務める陳旭大使は28日、第５３回国連人権理事会で発言し、中国の国際団結問題についての立場を説明した。

　陳氏は、「30年前、世界人権会議はウィーン宣言及び行動計画を採択し、国際社会での約束のために一歩踏み出し、国際協力と団結に持続的に力をいれ、人権事業をさらに前進させる決意を表明した。中国側は終始、断固として国際団結を守り、人類運命共同体及びさらに素晴らしい世界の共同構築を促している」と表明した。

　陳氏は、「国際人権事業の健全な発展を推進するため、必要となるのは分裂ではなく団結、対抗ではなく協力である。独立専門家が報告書で指摘したとおり、国際団結は権利であると同時に義務でもある」と強調し、各国に国連憲章の主旨と原則を守り、平等と相互尊重に基づいて人権交流と協力を展開し、人権問題の政治化・ツール化に共同で反対し、実際の行動により国際人権事業の健全な発展に寄与するよう呼びかけた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年6月29日