中日外務省アジア局長協議、外交部「相違点もあれば共通認識も」

　外交部（外務省）の24日の定例記者会見で、毛寧報道官が中日外務省アジア局長協議に関する質問に答えた。

【記者】中日両国外務省のアジア局長が7月22日、東京で協議を実施したとの報道があるが、詳しい状況は。

【毛報道官】中国外交部（外務省）アジア司（局）の劉勁松司長は7月22日、東京で日本外務省アジア大洋州局の船越健裕局長と今年度3回目の実務協議を実施した。協議は率直で踏み込んだもので、相違点もあれば共通認識もあった。中国側は日本側が福島原発汚染水の海洋放出を強引に推し進めている問題について厳正な立場と断固たる反対の姿勢を明らかにし、日本側に対して、決して性急に事を運び、独断専行することがないよう促した。双方は共に、中日平和友好条約締結45周年を契機に、各レベルの接触を維持し、実務協力と人的・文化的交流を強化すべきとの認識で一致した。双方は関心を共有する国際・地域問題についても意見交換し、制度化されたこの協議を継続することで一致した。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年7月25日