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japanese.china.org.cn |25. 08. 2023 |
BRICSの団結と協力の決意を見くびった西側
南アフリカのラマポーザ大統領は現地時間24日、BRICS首脳会議の特別会見において、「サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦、アルゼンチン、イラン、エチオピアの6カ国が正式にBRICS加盟国になった」と発表した。注目を浴びていたBRICS拡大リストが明らかになった。BRICSの加盟国は5カ国から一挙に11カ国に増加し、予想以上の増加となった。
今回のBRICS首脳会議で、5カ国首脳が加盟国拡大などの中心的な議題で一致団結を示し、極めて深い印象を与えたことに特に注意すべきだ。多くの欧米メディアはサミット前に、BRICSは加盟国拡大の問題をめぐり大きな溝を残していると伝えたが、BRICSと発展途上国の団結・協力の決心を過小評価していたことは明らかだ。インド、ブラジル、南アの首脳は首脳会議の会期中、加盟国拡大を「完全に支持する」と明言した。最後の結果は5カ国の共通認識を反駁しようがないほど証明した。
BRICSの中で中国とインドが二国間の食い違いと係争を克服・超越し、統一の意見を形成できるかは、BRICSの効果的な運用を判断する鍵の一つとされている。同時に米国と西側から、BRICSを消極的に捉える理由、BRICS破壊する足がかりの一つとされている。構築から17年に渡り、BRICSは解散しなかったばかりか、むしろ強く大きくなり続けている。これは中国とインドのBRICS内での協調と一致の成功を説明しており、米国と西側が作った脚本により足を引っ張り合い、けん制し合うことがなかったことが分かる。2つの古い文明が示した戦略的な度量は、「小異を残して大同につき、一致点を集めて相違点を解消する」により、協力とウィンウィンのグローバルパートナーシップを共に構築した。BRICSの団結と協力の雰囲気は、より多くの国に影響を及ぼしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年8月25日