米国、フェンタニル中毒で死亡する子供が増加

　米国で「オピオイド」（ヘロイン、オキシコドン、フェンタニルなどの総称）の危機が持続的にエスカレートしている。フェンタニルなどのオピオイドで命を落とす子供が増えている。米国の司法部門はその保護者の告発を検討している。海外メディアが伝えた。

　米紙「ザ・ヒル」によると、2021年に米国で乳児40人と1-4歳の子供93人がフェンタニルの中毒によって死亡したことが、研究により明らかになった。5歳以下の子供の死者数は2018年以降に6倍弱に増加した。

　今年6月のわずか10日の間に、オレゴン州ポートランド当局は子供によるフェンタニルの過剰摂取を3件報告した。うち1歳の子供は2人、3歳の子供は1人だった。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年9月13日