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japanese.china.org.cn |17. 09. 2023 |
中国なくしてより良き世界の創造はあり得ない=バングラデシュメディア
バングラデシュのダッカ・トリビューン紙は2日、「中国の台頭、より良き平和な世界づくりに重要な役割」と題する次の記事を掲載した。
中国は主要な経済大国として、また近年では平和の仲介者として、他の国々に機会をもたらしてきた。われわれが今日知っている中国は、しばしば現在の国際秩序にとっての障害であり脅威であるとされている。しかし、中国は高い志を抱き、自信にあふれ、しかるべき地位と尊敬を得るためにたゆまぬ前進を続けている。
中国は1978年に改革開放政策を開始した。1970年代から80年代にかけて、米国はこれを中国との関係を強化する好機と捉えた。改革開放は米国にも経済的利益をもたらし、米国は中国の安価で豊富な規律正しい労働力を利用することで、増大する消費需要を満たすことができた。
一方、中国にとっては技術力や経営力を習得するプロセスであり、米国企業が生産拠点を中国に移転し、経済交流と投資を拡大することで、中国は海外からの投資の人気度を測るバロメーター的存在となった。それから40年余りが経ち、中国はかつて米国や西欧諸国だけのものだった技術やビジネスモデルを使いこなせるようになった。
世界情勢へ頻繁に冒険的な関与や戦略的な関与をすることは、往々にして徒労に終わり、悲惨な結果を招くなど、加害者にも被害者にも何ら利益をもたらさない。
例えば、アメリカによるイラク侵攻が挙げられる。今のイラクは自由もなければ安定も繁栄もしていない。有識者らは、不法なイラク侵攻という大きな欺瞞をはらんだ行動から、米国がどのような利益を得たかについて議論するかもしれない。だが、今にして思えば、米国はこれにより重い経済的負担を背負うことになった。しかも、これには人類にもたらした悲劇や犠牲者は含まれていない。
経済はしばしば大きな影響力を持つものであり、中国のことを経済モデルを転換する最も魅力的な方法を提供してくれるパートナーだと考える人は多い。実際、中国の原則はすべての国と協力することとなっている。中国人は世界で最も友好的な集団の一つとされ、人々から尊敬される古い文明の代表でもあり、数千年にわたる文字で記録された歴史を持つ。
世界は中国を必要としており、中国の発展は国際秩序を構築し、世界をより公平かつ持続可能なものにする機会となる可能性が高い。世界の他の国々がどのように中国を受け入れるかは、歴史に新たな1ページを刻む可能性があり、来たるべき自由で新しい世界を構築する一助となるかもしれない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年9月17日