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japanese.china.org.cn |17. 10. 2023

各国首脳が北京に集結、世界は「一帯一路」の新章に期待

タグ: 一帯一路
中国網日本語版  |  2023-10-17

 第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが17、18日の両日、北京市で開かれる。フォーラムに出席する各国首脳は15、16日に続々と中国に到着した。多くの首脳は降りたばかりで中国の関連部門や企業などの代表者と会談し、各方面の協力について協議した。


 カンボジアのフン・マネット首相がサミットに向け政府高級代表団を率い北京に到着した16日には、中国企業が約11億ドルの投資で建設する、カンボジアと中国の一帯一路共同建設を象徴するプロジェクト「シェムリアップ・アンコール国際空港」が開港した。カンボジアのボンセイ・ビソット副首相は開港セレモニーを主宰した際に、これは一帯一路がカンボジアにもたらした実益とメリットだと感嘆を漏らした。


 ハンガリーのオルバーン首相のフォーラム出席は3回目だ。16日には中国の李強総理とオルバーン氏が会談した。両国の総理・首相は会談後、一帯一路共同建設などの多くの二国間協力文書の署名に立ち会った。ハンガリーは初めて中国と一帯一路共同建設政府間協力文書に署名した欧州の国だ。ハンガリーの首都ブダペストとセルビアの首都ベオグラードを結ぶ鉄道は一帯一路重点協力プロジェクトであり、中国・中東欧諸国協力の旗艦プロジェクトでもある。


 アルゼンチンのフェルナンデス大統領は15日にまず上海に入り、アルゼンチンで投資する複数の中国企業の代表者と会談した。フェルナンデス氏はソーシャルプラットフォーム・Xで、「ベルグラーノ貨物輸送鉄道プロジェクトを担当する中投集団の責任者と会談した。同鉄道の貨物輸送量は今年235%増加した。これは4800人分の直接の雇用枠を創出したことを意味する」と投稿した。


 南アフリカ外交情報誌の編集長は同誌で、「西側は一帯一路イニシアティブへの中傷を続けている。彼らは一帯一路イニシアティブが多くの国、特にグローバルサウスの発展に大きなメリットをもたらしたことを無視している。彼らが過度に批判するのは世界の発展を本当に懸念しているからではなく、地政学的な対抗とイデオロギーの差によるものだ。実際に一帯一路イニシアティブはグローバルサウスを搾取する西側の歴史を打破した。中国のイニシアティブは協力とウィンウィンを重視する。経済の格差を埋め、持続可能な成長を促進し、参加国の人々の生活条件を改善しようとする」と記した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月17日