西側メディアは中国経済のプラス要因を「見ないようにしている」＝フランス人学者

　フランス人学者のローラン・ミシュロン（中国名：羅弘）氏はこのほど、新華社記者の取材に対し、西側メディアが中国経済について偏った報道をすることが多く、中国経済の多くのプラス要因を「見ないようにしている」と指摘した。

　最近は多くの西側メディアが中国経済の先行きに懸念を示しているが、こうした言論は時々出てくるが、細かく分析すれば、そのロジックは矛盾だらけなのが分かると話した。

　中国在住25年の同氏は新著『中国と西側諸国との関係を理解する』の中で、現在の中国を客観的かつ誠実に紹介し、分かりやすい観点が仏メディアの関心をひいて多くの高評価を集めた。

　同氏は、一部の西側メディアが中国経済の見通しを歪曲しようと全力を注ぎ、しばしば2種類の互いに矛盾する論理の間を行き来しており、「中国脅威論」を誇張したかと思えば「中国崩壊論」を大げさに伝えていると指摘した。

　また、一部の欧米人は中国経済についてネガティブな予測をしたがるが、彼らの予測は常に事実に相反するもので、「彼らは呪文を唱え、中国について悲観的な予測を繰り返すことで予言を自己実現させようとしているかのようだ」としている。

　同氏によると、勢いよく発展する中国を理解する人が増えているため、一部の欧米メディアは今後、中国報道においてより多くの真実を伝えざるを得なくなるだろう。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年10月21日