アフリカのメディア、人類運命共同体の先行きを展望

　ナイジェリアメディアの『TheSun』は10月9日、「人類運命共同体の先行き」というタイトルの記事を掲載した。中国国務院新聞弁公室が先月発表した白書には、人類運命共同体の構築に関する提唱と行動の概略が記されている。

　中国が人類運命共同体の概念を提唱して以降、同概念は着実に発展し、世界的な対話と関心が大きく広がっている。中国共産党は、現代世界の絶えず変化するトレンドと歴史的軌跡を把握することで、時代の特別なニーズに合う未来志向の視点を打ち出した。絶えず変化するトレンドを理解するのは非常に大切だが、必要な主要手段を統合することで視点を構築し、その恩恵を最大化すると同時に悪影響を最小化することは、人類の福祉を促進することにつながる。

　人類運命共同体の提起と構想は、人類の現状と、人類が繁栄するか滅びるかという見通しに対する鋭く緻密な思考から生まれた。明白なのは「地球が宇宙に1つしかなく、人類は1つの故郷を共有している」という事実だ。情報通信技術のかつてない進歩は、世界が一体化に向かう秩序ある道を照らし出し、以前はばらばらに散らばり孤立していた世界に歴史的な変革をもたらした。（他国が）国際システムを構成する部分と全体に対して多くの研究を進めたにもかかわらず、実際の課題に対処し、その成果が人間の福祉と一致するメカニズムやプロセスは明らかに不足している。人類運命共同体は総体的な理論アプローチとして、体系的に世界の発展トレンドを分解し、その展望を明確に描き出した上、提起した問題に対する実践的な解決策を提案している。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年10月21日