習近平総書記、新時代の党の民族活動の質の高い発展の推進を強調

　中国共産党中央政治局は27日午後、中華民族共同体意識の形成に関する第9回集団学習を行いました。

　習近平中国共産党中央委員会総書記はこの学習を主宰するにあたり、「中華民族共同体意識をしっかりと形成することは、各民族の人々が、幸と不幸、栄誉と恥辱、生と死、運命をそれぞれ共にするという共同体理念をしっかりと確立するように導くことである」と強調しました。

　習総書記は、説明と討論を聞いた後、重要演説を行いました。習総書記はその中で、「古くから、わが国のあらゆる民族は共に中華文明を創造し、中華民族を作り上げた」と指摘した上で、「わが党は従来、民族問題、民族に関する活動を高度に重視し、民族関係の的確な対応に努めてきた」と述べました。また、「中華民族の共同体意識を強固にし、新時代における党の民族活動の質の高い発展を推進することは、全党と全国のあらゆる民族の共通のミッションである」とし、各級の党委員会と政府に対し、「中国の特色ある民族問題を解決する正しい道を堅持し、民族活動における党の指導方針と政策を真剣に貫き、それぞれの地域や部門における民族活動に関わる重大な問題を適時研究し、解決しなければならない」と指示しました。同時に、各級の幹部に対しては、「民族活動の強化と改善に関する党の重要な思想を深く学び、貫徹する必要がある。民族活動をしっかりと行う能力を高め、民族の団結と進歩の事業を推進するために相応の貢献をしなければならない」と求めました。

   「中国国際放送局日本語版」2023年10月29日