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japanese.china.org.cn |01. 11. 2023

世界AI安全サミット、中国の出席を深読みするな

タグ: 世界AI安全サミット
中国網日本語版  |  2023-11-01

 英国の野心的な第1回世界人工知能(AI)安全サミットが、11月1、2日に開催される。英国の開催準備の段階で、中国は招待されるか、中国は出席するかという疑問が生じた。英メディアの最新の報道によると、中国科学技術部の呉朝暉副部長の他に、中国外交部、テック企業、学術機関の代表者も招待に応じ出席する。世界各国の同業者と共に、AI技術の安全な発展などの問題について議論し、国際的な共通認識の形成を目指す。「環球時報」が伝えた。

 この情報は国際メディアの大々的な議論を呼び、特別な意義を与えられた。例えばこれは「中英関係の雪解けの新たな兆し」との見方もある。「ポリティコ」(欧州版)は、英国が中国と米国の歩み寄りを促せば、それは一つの重大な「外交の勝利」だと伝えた。これらはいずれも国際関係もしくは地政学的な見地による解読であり、率直に言えばやや偏狭、もしくはスケールが小さいと言える。

 AIは人類の発展の新たな分野だ。世界のAI技術の急速な発展は大きなチャンスと、予測困難な各種リスク及び複雑な挑戦をもたらすことは周知の通りだ。これは人類の運命に関わる、世界各国が直面している共通の課題だ。しかしAIのグローバルガバナンスは技術発展のペースより大きく遅れており、世界は同問題の基礎的な共通認識を早急に形成する必要がある。AIを大国の新たな覇権ツールにさせる、さらには大規模な新型犯罪をやりやすくさせるのではなく、急速に発展するAI技術に世界統一基準のハンドルとブレーキを取り付け、全人類の福祉により良く奉仕させるべきだ。そのため世界はより多くの、より十分な検討が必要だ。英国によるこの世界的なAI安全サミットの開催は、主観的にどのような計算があるとしても、客観的にはこのような検討に一つのチャンスを提供する。

 中国、米国、欧州が世界のAIガバナンスで共通認識を形成できれば、その意義は非常に重大だ。その中で重要になるのは、中国側が「グローバルAIガバナンスイニシアティブ」の中で取り上げた次の内容だ。イデオロギーによる区分もしくは排他的グループの構築により、他国のAI発展を悪意で妨害することに反対する。技術独占と一方的な強制措置により発展の壁を作り、世界のAIサプライチェーンを悪意で寸断することに反対する。このような健全で建設的な心の状態になれるかは、今回のサミットの具体的な成果だけでなく、AIの安全な発展と関係してくる。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年11月1日