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焦作府商代早期遺跡 (河南省)


    総面積1700平方bの府城遺跡のなかから発掘された、商代早期の城、突き固めた土、部屋の土台など。城の跡は方形で、西側には高さ2b、長さ300b、幅4から8bになる。北側の城壁は、長さ300b、高さ2、3bになる。東側は長さ300b、南側には地下の土台が残っていた。

    城の建設は、先に地面を掘る方法で行われた。その深さは0、9b、広さは15bになる。第一号の土台は、東北部にあり、長方形、南北の長さは70b、東西の広さは40b、南北にはそれぞれ小さな庭があり、中間には殿があった。また1,2、3号土台からは、ニ里頭文化の陶器が出土している。それらは泥質灰陶、挟砂灰陶を主にし、園底深腹罐、圓腹罐、捏口罐、大口尊など、ニ里頭文化の特色を表すものである。

    府城の城跡は、河南省の鄭州商城、および偃師商業城に続く重要な発見であり、河南商代の早期の文化および社会、文化の解明にあたって、重要な価値がある