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桓仁五女山山城 (遼寧省)


    発掘面積50万平方bの靴型山城である。山城は天然の崖などを利用し、山の斜面のゆるやかな場所には、石材を用いて守りを固める。城には三門があり、山上部分と山下部分に分かれる。山上部分には、望台、貯水池、大型建築跡、兵営式建築群跡などがあり、新石器後期、春秋戦国、前漢、後漢、魏晋、遼金など五期にわたる文化遺跡があり、陶器、石器、磁器、銅器、鉄など1000あまりの文物が発見された。作業を通して五女山山城の主な構造は解明され、高句麗建国初期の都城―こつ昇骨城であることに重要な証拠を提供した。新石器時代の高句麗の文化的遺跡が発見されたことは、高句麗文化の解明に大きく役立ち、また桓仁地区の古代文化の系統だてる作業に貴重な材料となることだろう。