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水井街酒坊遺跡 (四川省成都市)


    発見された面積は、1700平方b、発掘面積は280平方bになる。遺跡には、さらし堂3、竃8、炉4、灰坑4など、それに木柱、酒の発酵設備の基址などが見つかっている。また明代、清代の青花の陶器破片が大量に発見された。

    発掘現場は「前店後坊」であり、炉などはその「後坊」の部分である。また店のあった部分からは、陶器のかけらや酒具のかけらなどが見つかっている。この遺跡は、全興酒廠の跡であり、明、清、民国から現代まで、五、六百年もの間跡絶えることなく生産が続いてきた。我が国においては、造り酒屋と酒屋が一体となった遺跡の唯一の場所であり、「中国白酒第一坊」とも呼ばれる。