北京オリンピック組織委員会の王偉副主席は先ごろ開かれた「第7回科学博覧会・科学技術中国高級フォーラム」で、現在、オリンピック通信システムと測時システムの実用技術の研究開発を積極的に進めていることを明らかにした。 王偉副主席は「通信面では、衛星通信や移動通信を含めた現代的な立体通信システム、高精度デジタルテレビ放送システムなどを構築する計画だ。またネット中継システムの研究開発も積極的に進めている。これが実現すれば、放送・テレビ局による時間的、空間的な制約が打ち破られて、より多くの人がオリンピック競技を楽しむことができる」と強調した。 組織委員会は今、オリンピック競技の測時システムの構築と運営作業を急ピッチで進めているところ。 「チャイナネット」2004年5月25日 |