北京五輪施設建設指揮部弁公室の田萌主任補佐は先ごろ開かれた施設建設説明会で、建設関連情報の不徹底によって入札の機会を逸することを防止するため、6月までに政府のWEBサイトを開設して情報公開できるよう現在、その準備作業を行っていることを明らかにした。 多くの企業は、ネット整備により今後、五輪施設建設に関する情報が迅速かつ直接取得できると評価している。 競技・関連施設の建設が進むに伴い、金融や建築をはじめ建築材料・設備、環境保護産業も活性化してきた。現在、施設の建設には内外の投資家や企業の熱い視線が注がれている。 田萌主任補佐は「現在、五輪施設の建設が請け負えるよう、指揮部や事業主と連絡を取るメーカーは多い。建設関連情報をさらに公開・透明にするため、施設建設指揮部弁公室は今、政府のWEBサイト開設に取り組んでいるところだ。時機を逸することなく情報を公表することで、社会各界が入札に参加できれば」と話している。 「チャイナネット」2004年5月27日 |