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北京市、五輪スタジアム設計プラン変更について説明


北京市企画委員会は2008年オリンピックスタジアムの設計プランについて記者会見し、「最高の設計に向け多少変更はしたが、従来の設計がもつ独自性に変わりはない」との見解を明らかにした。市政府当局が設計変更について説明したのは初めて。

スタジアムは北京オリンピック公園内に建設する計画で、構造部材が互いにネット状に支え合う形になっていることから「鳥の巣」としてイメージされている。専門家は検討を重ねた結果、従来の開閉式ドーム構造を改め、天井の開口部を拡大し、スチール構造の最適化を図ることで、鋼材の使用量を大幅に削減する方針を決定。これにより、工事費は発展・改革委員会が求める22億6700万元以内に抑えられるという。

同委員会では「設計はイメージの段階からすでに施工の段階を迎えているため、最高のレベルをめざした設計の見直しは必要だ。4月以降、専門家による検討会を十数回開催し、安全性と品質、機能、工期、費用など5つの面から設計プランについて仔細に協議してきた。その結果、設計を多少変更しても、品質が低下することはなく、構造上の安全性は向上し、費用も合理的な範囲内に抑えることができると、専門家は評価した」と説明。

さらに同委員会では「設計事体が施工前に幾つかの段階で変更されるのは一般的なことであり、オリンピックスタジアムも例外ではない。設計の変更はあくまでも政府機関、専門家による検討、科学的な決定に基づくもので、内外の建築設計士の協力も得られたことから、素晴らしいスタジアムが建設されるだろう」と話している。

設計プランの変更については、国際オリンピック委員会(IOC)も了承。ロゲ会長はアテネで記者会見した際、「北京五輪の準備作業は順調に進んでおり、IOCとしてはスタジアムの建設にいささかも懸念していない」との考えを表明している。

「チャイナネット」2004年9月2日



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