第7回全国大学生運動会が現在上海で行われているが、今回の大会から、大学スポーツチームが強い実力をもっていることがわかり、大学はすでに優秀なスポーツ選手の選抜基地となっていることがわかった。
従来のスポーツ選手の選抜では、小学校あるいは中学校―少年スポーツ学校―スポーツチームというプロセスを辿っていたが、1986年に大学でスポーツ選手を育成するという政策が実施されて以来、上海交通大学のバスケットチーム、清華大学の飛び込みチーム、射撃チームなど、高い競技レベルを持つスポーツチームが続々と大学に現れた。
中国の名門大学・清華大学の責任者は、教養知識の勉強、スポーツトレーング、モラリと個人の修養などもスポーツ選手にとって欠かせないものであるとし、小学校、中学校、高校、大学の基礎教育を受けた上で、潜在的な運動能力を発揮し、最高の運動成績を挙げることを目指したいとと、学校で勉強しているスポーツ選手たちに対する期待を語った。
今回の全国大学生スポーツ大会で審判員を努めている国際クラスの審判員呉敏華氏は、「今年の10月に、すべて大学のスポーツチームが参加する大学生スーパーリーグが開かれる予定であり、競技レベルが高く、教養知識も身に付けている学生スポーツ選手は、素質面でより一層高く、複合的な人材になれることはいうまでもない」と語った。
「チャイナネット」2004年9月2日
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