北京市政府は現在2008年北京オリンピックのスタジアムや体育館の計画設計案を調整し、コストを削減するため、新しく建設する予定だったスタジアムや体育館の数を半分減らすことを決定した。 7日付けの新聞「人民日報」は、北京オリンピック組織委員会の劉淇議長の話として伝えたところによると、北京のスタジアムや体育館の建設では、勤倹節約の原則を踏まえて、古いスタジアムや体育館を改造して利用できるならば、新しい物を作らず、臨時的な建築を作ることができるならば、永久的な物を作らないということを実施するとのことである。 報道によると、北京市はもともと新しいスタジアムや体育館を10ヶ所建設する予定だったが、現在、その半分の5ヶ所を建設することを決定した。このほか、オリンピック開催のため、60ヶ所の訓練用のスタジアムや体育館が必要とされるが、北京市は、そのうちの40ヶ所あまりは現有のものを利用することを決めた。北京市はまた、整備のコストを減少するため、一部新築のスタジアムや体育館の竣工日を延期することを決定した。 「CRI」より 2004年9月8日 |